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カウンターやテーブルにコーティングがけってどうなの? メリット5点を紹介!

フローリングを傷や汚れから守るフロアコーティング。これを、同じ木材汚れやすい場所を保護するのだから可能では? と、キッチンカウンターやテーブルにコーティングがけを考える家庭もあります。

結論から言うと、カウンターやテーブルといった木製家具へのコーティングがけは可能ですし、メリットもあります。学校の椅子や机、階段といった床以外にコーティングをした例は数多くあり、珍しいケースではありません。

ただ、気を付けておきたいポイントもいくつかあるので、依頼をする前に確認していきましょう。

家具にコーティングがけをする5つのメリット

傷や汚れを防げる

コーティングによって、食器の擦り傷や、食べ物・飲み物がこぼれる等による傷や汚れを防ぐことが期待できます。

また、小さな子供による落書きや道具の扱い、ペットがカウンターやテーブルに飛び乗るといった原因も考えられます。家族に子供やペットがいる家庭にとっては、有用な対策になるでしょう。

お掃除がしやすくなる

飲食物が置かれる、飛び散ることが多いキッチンカウンターやテーブルは、汚れの最前線です。コーティングがけをすることで、汚れを拭き取りやすくなり、日々の快適に繋がります。

特にコーティングの有無で差が出るのが、人工大理石のキッチンカウンターです。シミや黄ばみが中々落ちにくく、漂白剤やクレンザーで汚れを落とそうとするとカウンター表面を傷つけてしまう可能性が高いというように、お掃除がしづらい材質です。

このような人工大理石のカウンターも、コーティングがけによって汚れを落としやすくなります。ただ、木材質へのコーティングとは違い塗膜を作らないもの(=石材の中に浸透させる)なので、一見しただけではコーティングがけがしてあるかどうかがわかりづらいです。

そのため、人工大理石のキッチンカウンターへのコーティングがけを検討する際には、実績のある優良店を選ぶ必要があります。

油汚れが落ちやすくなる

ガスコンロの近くには油汚れがたまりやすく、スポンジでこすってもなかなか落ちません。なので、中性やアルカリ性の洗剤を使って汚れを落としますが、木製のカウンターは黒ずみやシミ、変色といったあとになりやすいです。

コーティングがけによって、油汚れが多少固まっても木材に染み込む前に落とせるため、痕を残さず対処しやすくなります。

ものが滑りにくくなり、落下防止に役立つ

足が滑らないようにシリコン材で防滑ぼうかつ処理がされているコーティングは、カウンターやテーブルの上でも滑り止め効果が発揮されます。

ものが落下破損するリスクを抑えられますし、たとえばテーブルによく飛び乗る猫を飼っているご家庭なら、テーブルを歩く際の足腰の負担軽減にも役立ってくれます。

光沢がついて、食卓が明るくなる(人によってはデメリット)

テーブルにコーティングがけをすると、高い光沢によって食卓が明るくなり、より高級感や清潔感が出るようになります。

一方で、光沢を好まない人にとっては、この高い光沢はそのままデメリットになります。サンプルパネルを幾つか送ってもらって、それらをテーブルに並べて光沢度合いを見てみることで、テーブルへのコーティングがけが自分に合っているかをチェックできます。

コーティングサンプルは、無料でコーティング会社から取り寄せることができます

カウンターやテーブルにコーティングがけを検討する際に気を付けたい、3つの注意点

費用

家具へのコーティングがけ費用は、5,000~12,000円が相場です。事前に見積りを取って、工事費を含めどれくらい費用がかかるのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。

また、カウンターやテーブルそのものの金額次第では、コーティングがけは買い替えより割高になることもあります。たとえば、テーブルが安価な場合、コーティングがけの費用よりテーブルを買い替えた方が安く済むなら、買い替えを選ぶには充分な理由になります。

また、キッチンをクリーニングする場合の費用相場が13,000~17,000円なので、キッチンカウンターへのコーティングはそれも踏まえて考える必要があります。

コーティングの種類(UVコーティング推奨)

フロアコーティングには、ガラスコーティングやUVコーティング、シリコンコーティングといった種類があります。

この中で、キッチンカウンターやテーブルへのコーティングとして最も適切なのは、補修がしやすいUVコーティングです。

というのも、コーティングがけで不具合が起きたとき、塗り直すときは一度コーティングを剝離する必要があります。その際、硬度が高いコーティングだと剝離をしたとき跡が残りやすいです。

そのため、万が一が起きても剝離や補修がしやすいUVコーティングが望ましいです。

事前の調査・段取り決め

見積りをもらうことはもちろん、コーティングがけをしてもらう実物の写真を送ってコーティングが問題ないかを調査してもらうことも大切です。

事前調査を飛ばして、茶色い板のテーブルにコーティングをしたとき、色落ちしてしまったというケースもあります。そういったトラブルも、写真1枚で回避できるのでしっかり見てもらいましょう。

また、床へのフロアコーティングと同時に家具へコーティングがけをしてもらう場合、家具を新居にいつ搬入するのか、乾燥期間中どう過ごすかといった段取りを決めておく必要があります。

コーティング会社に相談して、どう施工してもらうかを決めておきましょう。

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